エジプト旅行私的おすすめスポット②
目次
お祈りが生活の一部
エジプトでは、人口の約90%の人がイスラム教徒です。そのため、色々と決まりがあります。
まず、お祈りが生活に密接しており、夜明け前からお祈りをするため早起きであるという特徴があります。
ただ、その分お祈り後に昼近くまで寝たり、昼寝を多くとったりなどしてバランスを取っています。
次に、イスラム教徒では飲酒が禁止されています。ですが、エジプトではビールが販売されていたり
他宗教の方は飲酒をしている方もいたりするようなので、国としては厳格に禁じていないようです。
さらに、、イスラム教の国では女性は布で顔を隠すというルールがあります。
お洒落な布のヘカブを身に付けている方も多く、ファッションの一部として捉えている感じもあります。
おすすめスポット
⑬ルクソール神殿
ルクソール神殿はナイル川の東岸
かつてテーベの都と呼ばれたルクソールの町の中心部に位置します。
新王国時代にカルナック神殿の副神殿とし建立され、
カルナック神殿とはスフィンクスが両脇に並ぶ参道で結ばれていました。
神殿にはラムセス2世の中庭や、アメンホテプ3世の大列柱廊など見どころも多く
その芸術的な価値も高く評価されています。
カルナック神殿や王家の谷などと共に
1979年に古代都市テーベとその墓地遺跡として世界遺産に登録されました。
ライトアップされた神殿が幻想的に浮かび上がる夜の観光も人気があります。
⑭カルナック神殿
カルナック神殿はエジプトのルクソールに位置する古代エジプト最大の神殿の1つです。
神殿は中王国時代中期から建設が始まり、ファラオたちが何世代にもわたって
神殿やオベリスクなどを寄進したため巨大な複合神殿となりました。
特にその大きさに圧倒されるのがラムセス2世が建てた大列柱室で
巨大な石柱が134本も並び、柱には王や王妃、神の姿のレリーフが描かれています。
大列柱室の先には巨大なトトメス1世とハトシェプスト女王の
オベリスクもあり古代遺跡の偉大さに言葉を失います。
⑮王家の谷
王家の谷はルクソールのナイル川西岸にある岩窟墓群で
古代エジプトの新王国時代に多くのファラオの墓が造営されました。
全部で60を超える墓が発見されていますが、特に有名なのが1922年に発掘された
第18王朝のツタンカーメン王の墓で、盗掘の被害を受けずに黄金のマスクや
副葬品の財宝が残されていたことから注目を集めました。
王家の谷の墓には壁面や柱、天井にまで精緻な彫刻や壁画が施されており
古代エジプトの壮大な歴史と芸術を楽しめます。
⑯ハトシェプスト女王葬祭殿
ハトシェプスト女王葬祭殿はルクソール西岸に位置し、岩山に沿って建設されています。
エジプト初の女王ハトシェプストは王家の谷に初めて墓を築いたトトメス1世の娘であり
トトメス2世の王妃でもあった女性です。
トトメス2世の死後は、幼かったトトメス3世の摂政となり、自らファラオとなりました。
ハトシェプスト女王は、内政に優れ通商に力を注いだと言われ、葬祭殿の壁画には
香木などが運び込まれる交易の様子が色彩豊かに描かれています。
⑰ラムセス3世の葬祭殿
ルクソールは古代エジプトの遺跡が豊富に残る重要な考古学的地域です。
主に東岸と西岸に分かれており、ルクソール西岸は
死後の世界への旅を象徴する場所として、葬祭施設や墓が集中しています。
中でも保存状態が良いと知られているのがラムセス3世の葬祭殿です。
ナイル川より少し離れた場所にあり、列柱室の円柱や壁面、天井などに
美しい彩色のレリーフが施されていることでも有名です。
壮大な凱旋門や、ラムセス3世が敵を討つ勇ましいレリーフなど見どころの多い遺跡です。
⑱メムノンの巨像
世界遺産、古代都市テーベとその墓地遺跡の1つであるメムノンの巨像は、
ルクソール西岸にある古代エジプトの巨大な石像です。
この巨像は古代エジプト第18王朝のファラオであるアメンホテプ3世のものとされています。
高さ2.3メートルの台座の上にある像は15.6メートルと巨大で見るものを圧倒します。
座像の後ろには、アメンホテプ3世の葬祭殿がありましたが
後の王たちが石材として使用し破壊してしまったため
現在はその姿を見ることはできません。
⑲ハトホル神殿
ハトホル神殿はエジプトのルクソール近郊のデンデラに位置し
牛の頭を持つ女神ハトホルを祀ります。
神殿の建設は中王国時代から始まり、プトレマイオス朝時代に建造されたものと
ローマ時代に建造されたものが残っています。
神殿の入り口には巨大なハトホル女神の彫像があり
神殿の南側の壁にあるクレオパトラのレリーフが有名です。
彫刻や色彩の残存状態が素晴らしく、その美しさに圧倒されます。
神殿内部には精緻な彫刻が施された壁や柱があり
古代エジプトの宗教的な儀式や祭典の描写が見られます。
⑳サッカラ
ギザから約10キロ離れたところに位置するサッカラには
古代エジプトの王たちや高官たちの墓が集まっています。
特に有名なのものが古王国時代第3王朝のジェセル王の階段ピラミッドで
エジプトで最初の石造りのピラミッドとして知られています。
約4700年前に建設された古代エジプトのピラミッドであり、内部も一部見学することができます。
階段ピラミッドはその名の通り階段状になっており、段数は6段、高さは約62メートルもあり
その後作られるギザのピラミッドなどの原型になったと言われています。
㉑ダハシュール
ダハシュールはエジプトの古代遺跡が集まる地域であり、2つの有名なピラミッドがあります。
その1つが赤のピラミッドと呼ばれるスネフェル王のピラミッドで
壁面が二等辺三角形となる真正ピラミッドとして知られています。
もう1つのピラミッドが下から50メートル程の高さで角度が変わっている屈折ピラミッドです。
この2つのピラミッドは、ギザの三大ピラミッドや階段ピラミッドとともに
1979年にメンフィスとその墓地遺跡として世界遺産に登録されました。
㉒カイロ歴史地区
世界遺産に登録されているこちらのカイロ歴史地区。
南北約4キロ、東西約2キロの範囲にわたるイスラーム地区は1300年以上の歴史があり
多くの歴史的建造物やモスクが点在しています。
カイロは1000のミナレット(尖塔)をもつ町とも呼ばれ、
様々な種類のミナレットを見ることができます。
カイロのランドマークとも言われるムハンマド・アリー・モスクがある
シタデルはカイロ市内を一望できるスポットでもあります。
古都ならではの散策をお楽しみください。
㉓エジプト考古学博物館
カイロの中心部にあるエジプト考古学博物館には歴代のファラオの財宝が数多く収蔵されており
彫像や壁画、宝飾品、神殿からの彫刻など展示物も豊富です。
ツタンカーメン王の墓から出土した多くの宝物も公開されており
サルコファガス(石棺)や黄金の玉座、特に有名なのが
ツタンカーメンの黄金マスクで博物館の中でも最も人気のある展示物です。
博物館内には多くの展示室があり古代エジプトの歴史に思いを馳せることができます。
㉔ムハンマド・アリー・モスク
カイロのシンボルとも言えるこちらのムハンマド・アリー・モスク。
19世紀にエジプトのオスマン帝国からの独立を求めた
ムハンマド・アリー・パシャによって建設されました。
モスクの建築様式はオスマン帝国の影響を強く受けており
巨大なドームと2本のミナレットが特徴的です。
モスクの中心に位置する礼拝堂は壮観で高い天井と壁面の装飾が印象的です。
大きなシャンデリアやランプに明かりが灯されると神聖な雰囲気が漂います。
まとめ
エジプト旅行おすすめ観光スポット24選はいかがでしたでしょうか。
巨大なピラミッドや神殿などの古代遺跡をはじめ、歴史を感じさせる神殿やレリーフ、
エジプト考古学博物館やカイロ歴史地区など見どころがたくさんあるのがエジプトです!
まだまだ謎が多く残されているエジプトで、歴史を感じる旅をしてみませんか?