ネパール旅行私的おすすめスポット①
目次
ネパールとは?
ネパールは南アジアにある国で、首都は標高約1,300mの場所に位置するカトマンズという都市。
国土は7万㎢で北海道のおよそ1.8倍と言われています。
北は中国・南はインドといった大国と接しており、港の無い内陸国という特徴があります。
港が無いこと・中国とインドに囲まれ、安価な製品が陸路で入ってくることから
国内の産業・雇用が少ないと言われています。
そのため、大学を卒業しても合う雇用が見つからず、近年では外国へ働きに行く人が増えています。
日本もその就職先の1つになっています。
また、インドに近いことから、ヒンドゥー教を信仰している人が多く、全体の8割を占めています。
ネパールの文化を知るには、このヒンドゥー教がベースとなっていることを忘れてはいけません。
おすすめスポット
①ペワ湖
ペワ湖はネパール語で「ポカリ(湖)」を由来とする、ポカラを象徴する美しい湖です。
アンナプルナ連峰や「魚の尾」を意味する名峰マチャプチャレを背景に広がっています。
ペワ湖では、ヒマラヤの山々を一度に堪能できるボート遊覧が人気です。
湖畔にはカフェやレストランが点在しており、美しい景色を眺めながらゆったりと過ごすことができます。
ペワ湖は夕日が特に美しい場所としても知られており、夕暮れ時になると湖面が黄金色に輝き
周囲の山々がシルエットとして浮かび上がります。
②サランコットの丘
サランコットの丘はペワ湖の北にある標高約1600メートルの丘で、ポカラでも有数の絶景スポットです。
早朝に訪れると、アンナプルナ連峰に朝日が差し込み、山々が黄金色に染まる壮大な光景を目にすることができます。
サランコットへは、ポカラから比較的短時間で登れるルートもあり、気軽に訪れることがでます。
サランコットからの眺めは、標高約800メートルのポカラ市内から見るヒマラヤより一段と迫力があります。
日の出や雲海、季節によって変わる山々の姿をお楽しみください!
③日本山妙法寺
日本山妙法寺はペワ湖の南側の丘陵地に建つ日本人ゆかりの仏教寺院です。
標高約1100メートルの丘からは、ポカラ市やぺワ湖、天候が良ければ
ヒマラヤ山脈の美しいパノラマを一望することができます。
日本山妙法寺は、世界平和を祈念するために建てられた平和の塔の一つで
地元ではワールド・ピース・パゴダとしても知られています。
日本山妙法寺までの道のりは、ポカラから気軽にトレッキングを楽しめるルートとなっており
道中では地元の村や自然景観を楽しむことができます。
④カトマンズ
標高約1300メートルに位置するネパールの首都がこちらのカトマンズ。
この街には古くからネワール族をはじめとする様々な民族が共存しており
伝統芸能や建築様式にその文化が反映されています。
街の中心で寺院や宮殿が建つダルバール広場や、仏教の聖地でもあり
展望台からはカトマンズ全体を見渡せるスワヤンブナート、
ネパールの伝統的な工芸品が並ぶバザールなど散策も楽しめます。
カトマンズ、パタン、バグタプルの3つの古都と4つのヒンドゥー教・仏教の建造物は
カトマンズの渓谷として世界遺産に登録されています。
⑤ナガルコット
ナガルコットはカトマンズの東端、標高約2100メートルの場所にあります。
魅力は何といってもヒマラヤ山脈の壮大なパノラマビュー。
晴れた日には、東のエベレストから西のアンナプルナまで続く
ヒマラヤの景色を一望することができ、その光景は息をのむほど美しいものですよ!
特に日の出の時間帯は朝日に染まるヒマラヤの山々は神々しく、
多くの人がこの光景を見るために訪れます。
ナガルコットは多くのトレッキングやハイキングコースの起点として知られており
チャングナラヤンまでのハイキングコースが人気を集めています。
⑥スワヤンブナート
スワヤンブナートは仏教の聖地であり
カトマンズの渓谷の一部として世界遺産に登録されています。
地元ではモンキーテンプルとしても親しまれています。
スワヤンブナートの中心には、白い半球形のドームがあり
その上の金色の仏塔には「仏の目」が描かれています。
これらの目は、全てを見渡す「智慧の目」として知られ、カトマンズのシンボルともなっています。
スワヤンブナートはカトマンズ渓谷全体を一望できる絶景スポットで
日の出や日の入りの時間帯には寺院からの眺望が非常に美しく、多くの観光客や地元の人々が訪れます。
⑦パシュパティナート寺院
パシュパティナート寺院はカトマンズにあるヒンドゥー教の四大寺院の1つです。
寺院は、シヴァ神の化身であるパシュパティ(獣の王)に捧げられており
シヴァ・ラートリーの祭りの時期には、インドやネパール各地から何万人もの巡礼者が集まります。
寺院の歴史は古く、5世紀に遡るとされ、1979年にはカトマンズの渓谷の一部として世界遺産に登録されています。
寺院は、ヒンドゥー教徒にとって聖なる川とされるバグマティ川のほとりに位置し
川で身を清めた死者を荼毘に付す火葬場の役割も果たしています。
⑧ボダナート
ボダナートはカトマンズの東約6キロにあるネパール最大級の
ストゥーパ(仏塔)がある、世界的に有名な巡礼地の一つです。
その巨大なドームとその上に立つ金色の塔(ハルミカ)は、圧倒的な存在感を持っています。
ストゥーパの四方には、ブッダの目が描かれており、ドームの下には108の仏像が彫られています。
朝夕には巡礼者たちがストゥーパの周りを回る光景が見られ、祈りの声やマニ車を回す音が響き渡ります。
ボダナート寺院は、カトマンズやパタンと共に世界遺産に登録されています。
⑨タメル地区
タメル地区はカトマンズの中心に位置する活気あふれるエリアで、観光客に人気のスポットです。
狭い通りや路地には無数のショップやレストラン、カフェ、バーが立ち並び、買い物や食事を楽しむことができます。
ネパールらしい手工芸品や土産物、衣類、宝石、そしてトレッキング用品など
多彩な商品が揃うショッピングスポットでもあり、地元のネパール料理をはじめ
インド料理、チベット料理、イタリアン、タイ料理、日本食など、国際色豊かな食事を楽しめます。
カトマンズ滞在の拠点として、非常に便利なエリアです。
⑩クマリの館
カトマンズの中心ダンバール広場の南側にあるクマリの館は
女神クマリの化身として崇拝されるクマリの住居です。
クマリには大女神ドゥルガーや、ネパール王国の守護神タレジュ女神、
仏教徒からは密教女神ヴァジラ・デーヴィーが宿るとされ
選ばれた少女は生きた女神として特別な儀式の際に崇拝されます。
クマリの館は16世紀に建てられました。
木彫りの装飾が施された窓やバルコニーが特徴で
精巧に彫られたクマリの窓からクマリが時折姿を現します。
建物全体が美しい装飾で覆われており、その芸術的価値も見逃せません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事にまとめられなかったおすすめスポットを
次記事でもご紹介していますのでそちらもぜひご覧くださいね!