ココだけは絶対に行って欲しい!ポーランド旅行私的おすすめスポット - 死ぬまでに行きたい!世界旅行カタログ

ポーランド旅行私的おすすめスポット

 

ポーランドとは?

ポーランドは中東欧の国で北はバルト海に面しています。

西はドイツ、南はチェコとスロバキア、東はウクライナ、

ベラルーシ、北東はロシア(カリーニングラード)に面しています。

 

ポーランドはポーランド語でポルスカ:POLSKA。

ポルスカは 平原を意味するPOLE:ポーレが語源となっており、国土の大半は平原となっています。

 

そんなポーランドの気候は夏の暑い日には30℃を超えますが

湿度が低く爽やかで過ごしやすいようです。

冬はマイナス5℃~5℃程で寒い日にはマイナス15℃くらいまで気温が下がることがあります。

 

ボジェ・チャウォ

ポーランドの祝日であるBoże Ciało(ボジェ チャウォ)とは

カトリックの祝日で日本語では聖体節と言います。

 

この日は各地でプロツェシアと呼ばれる行列を見かけ

神父さんや礼拝に参加した方々が街の中を歩きます。

ウォヴィチの街で行われるこの行列はとても華やかです。

 

おすすめスポット

①ワルシャワ歴史地区

ワルシャワ歴史地区はポーランドの首都ワルシャワの旧市街で、1980年に世界遺産に登録されました。

ワルシャワの建設は13世紀ですが、第2次世界大戦の攻撃によって町の大半が破壊され瓦礫となりました。

 

現在のヴィスワ川のほとりで美しい佇まいの町並みは第2次世界大戦後に1

7世紀~18世紀の町並みを忠実に復元したものです。

 

18世紀の画家の風景画や戦前に学生たちが残した建物のスケッチを手掛かりに

もともと使用されていた煉瓦は再利用しました。

再建された町が世界遺産に登録されたのはワルシャワ歴史地区が初めてです。

 

壊滅的な被害からよみがえったワルシャワの旧市街は復元文化財のため

当初は世界遺産への登録が危ぶまれていましたが

破壊からの復元および維持への人々の営みが評価され世界遺産に登録されました。

 

②クラクフ

クラクフはポーランド南部にあるマウォポルスカ県の県都です。

11世紀半ばから17世紀初頭までの550年の長い間、ポーランドの首都だった歴史の町です。

 

ヴィスワ川の上流に位置し市街地はヴァヴェル城を中心に川の両岸に広がっています。

第2次世界大戦の戦火から逃れ現在も中世の町並みを残すクラクフはポーランドの京都とも呼ばれています。

 

クラクフの象徴的な建物ヴァヴェル城は歴代ポーランド国王の居城であり

城内にはさまざまなコレクションが収められています。

 

特にブリュッセルの織物工房で作られたルネサンスのタペストリーは貴重なものです。

中央広場にはカフェや花々が咲き、美しい装飾の石造住宅が広場を囲んでいます。

 

③ヴィエリチカ岩塩坑

ヴィエリチカ岩塩坑はユネスコ世界遺産に登録されている歴史的な塩鉱山です。

歴史は13世紀にまで遡り700年以上にわたって塩が採掘されてきました。

 

岩塩坑の内部には美しい塩の彫刻や地下湖、壮麗な礼拝堂などがあり

まるで地下の宮殿のような光景が広がります。

 

聖キンガ礼拝堂はすべてが塩の結晶でできており、その豪華な内装と壮大な空間に圧倒されます。

岩塩坑内のツアーでは鉱山労働者の生活や作業の様子を学べ、歴史的な知識も深められます。

 

ヴィエリチカ岩塩坑はその独特な美しさと歴史的な価値から

毎年多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。

クラクフからの日帰り旅行先としても最適です。

 

④ボレスワヴィエツ

ボレスワヴィエツは手描きの陶器の町として有名です。

良質な粘土が取れる土地であったことから、中世に陶器作りが始まりました。

 

町には多くの陶器工房や工場があり、訪れる人々は

陶器の制作過程を見学し、地元の伝統的な技術に触れられます。

また、毎年8月には陶器祭りが開催され、多くの観光客が訪れます。

 

この祭りでは職人たちが自慢の作品を展示・販売し、ライブミュージックや

パフォーマンス、パレードが行われ、町全体が賑わいます。

 

ボレスワヴィエツの美しい旧市街には歴史的な建物や教会、

広場があり、散策するだけでも楽しめます。

ボレスワヴィエツは、その豊かな文化と伝統を感じられる魅力的な観光地です。

 

⑤ワジェンキ公園

ワジェンキ公園はヨーロッパで最も美しい公園の一つに数えられ

その美しい庭園と歴史的な建造物が特徴です。

 

18世紀にポーランド国王スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキの命によって造営され

公園の脇に立つワジェンキ宮殿は彼の夏の宮殿として利用されました。

 

公園内には、宮殿、パビリオン、彫像などの建造物のほか、ロイヤルガーデン、モダニズム庭園、

チャイニーズガーデンなど、コンセプトの異なる庭園があり、それぞれの雰囲気を楽しめます。

 

また、夏季にはショパン像の下で野外コンサートが開催され、多くの観光客や地元の人々が集まります。

歴史的な背景と美しい自然が調和した場所であり、ワルシャワを訪れる際にはぜひ訪れたいスポットです。

 

⑥ショパンの生家

ジェラゾヴァ・ヴォラは世界的に有名な作曲家フレデリック・ショパンが1810年に生まれた場所です。

美しい庭園のあるショパンの生家は現在は博物館として公開されており、ショパンの生涯と作品について学べます。

 

館内には、17歳だったショパンが家族に宛てた手紙や

一家の遺品などが展示されており、ショパンの時代の雰囲気が味わえます。

 

夏季には庭園内でショパンのピアノコンサートが開催され、多くの音楽愛好家が訪れます。

ショパンの生家は彼の音楽とその背景に触れられる貴重な場所であり、音楽ファンにとっては必見のスポットです。

ジェラゾヴァ・ヴォラの静かな風景の中で、ショパンの音楽の美しさとその歴史に浸れます。

 

⑦ヴァヴェル城

ヴィスワ川の丘に華麗な姿を見せるヴァヴェル城は歴代ポーランド王の居城として名高く

ポーランドの歴史と文化の象徴として、数々の重要な出来事の舞台となりました。

 

11世紀前半に建築されたロマネスク様式の古い施設をもとにゴシック様式、ルネサンス様式へと拡張されました。

現在内部は博物館となっており、いくつかの展示に分かれています。

 

王宮の展示では当時を再現した豪華な部屋や王家の肖像画、漆喰作品、タペストリーなどを見ることが可能です。

敷地内には王宮のほか、ヴァヴェル大聖堂、宝物・武具博物館、竜の洞窟など、見逃せないスポットが多く並びます。

ヴァヴェル城は、その壮麗な建築と豊かな歴史に触れられる観光スポットです。

 

⑧聖マリア教会

ゴシック様式の聖マリア教会は13世紀に建設され

ポーランドの歴史と文化において重要な役割を果たしてきました。

 

ステンドグラスや聖堂内の芸術品はどれも美しく

中でも木製の祭壇はゴシック様式の傑作と言われています。

 

祭壇は彫刻家ファイト・シュトースによって

1477年から1489年にかけて製作され、その繊細な彫刻は必見です。

 

また、毎正時に行われるトランペット演奏はクラクフの伝統行事の1つであり

多くの観光客がその音色を楽しみに訪れます。

 

教会の塔に登るとクラクフの街並みを一望でき、写真撮影にも最適です。

その壮麗な建築と歴史的な背景が融合した観光名所であり、クラクフを訪れる際には必見のスポットです。

 

⑨マルボルク城

13世紀後半に建設されたマルボルク城は1457年までドイツ騎士団の本部でした。

城はかつての軍事要塞としての役割を果たし、その堅牢な防御設備と美しい建築が特徴です。

 

現在は博物館として公開され、騎士団の居住区、礼拝堂、武器庫、

そして豊富な美術品や歴史的遺物が展示されています。

 

随時展覧会も開催され、多くの観光客を魅了します。

その他、14世紀末に建てられたグランドマスター宮殿は

その芸術性や建築技術において中世ヨーロッパの最も優れた建物の1つと言われています。

 

川の対岸から見るマルボルク城の景観はまた格別です。

歴史的価値と美しさからユネスコの世界遺産に登録されており、

ポーランドの観光名所の一つとして広く知られています。

 

⑩ムスカウ公園

ムスカウ公園はポーランドとドイツの国境に位置する広大な景観庭園で

ユネスコ世界遺産に登録されています。

 

19世紀に著名な庭園デザイナーである

ヘルマン・ピュックラー=ムスカウ侯爵によって設計されました。

公園はネイセ川を中心に広がり、その総面積は700ha以上におよびます。

 

園内には、美しい花壇や草原、林道、そして人工湖が点在し、自然と調和した景観が広がります。

散策やサイクリング、ピクニックに最適で四季折々の自然の美しさを楽しめます。

 

また、定期的にガイドツアーや文化イベントも開催され、多彩な体験を楽しむことが可能です。

ムスカウ公園はその歴史的価値と自然の美しさから、多くの観光客に愛される場所となっています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ポーランドには歴史的な建造物から美しい自然遺産まで数多く点在しています。

 

地元の人々も気さくな人が多く、触れ合うことでもっと楽しい旅の体験ができますよ!

ポーランドのどこを訪れても、新鮮な驚きと感動が待っていますので

この記事を参考に行き先を決めてみてくださいね!