おすすめスポット ~アイスランド編~ - 死ぬまでに行きたい!世界旅行カタログ

アイスランド旅行私的おすすめスポット

 

アイスランドとは?

アイスランドは北ヨーロッパの北大西洋上に位置しており
グリーンランドとノルウェーの間にあり、一部は北極圏に含まれています。

高緯度に位置しているアイスランドでは白夜という
太陽が沈まない状態が何日も続く現象が起こります。

首都はレイキャビクで世界最北の首都です。
レイキャビクという市名の語源は「Reykur (煙)Vik (湾)」と言われています。

アイスランドに初めて入植してきた人物が、その地域周辺にある
温泉の蒸気を見て、レイキャビクと名付けたとされています。

我が国、日本とアイスランドの時差は-9時間です。
一例として、日本がお昼の12時ならアイスランドは夜中の3時です。

 

ヴァイキングの定住

アイスランドの歴史を紐解くと、ヴァイキングが関係しています。

アイスランドのことを記した書物の植民の書によると、
元々アイスランドには人が住んでおらず、アイスランドに初めて人間が移住したのは874年です。

874年に定住した人物が、ヴァイキングのインゴルフル・アルトナルソンと
妻のハットルヴェイグ言われています。

インゴルフルとハットルヴェイグの夫婦は家族間のトラブルに巻き込まれたのが原因で
ノルウェーから家畜とともに船で脱出し、現在のアイスランドの首都である
レイキャビクの場所にたどり着きました。

その後、ノルウェーやスコットランド、アイルランドなどから
ヴァイキングがアイスランドに移住するためにやってきたとされています。

アイスランドへの移住は、10世紀ほどまで続いたとされています。

 

おすすめスポット

①ブルーラグーン

ブルーラグーンは1992年にアイスランドにオープンした、世界で最大規模を誇る屋外温泉施設です。
水源は深さ2,000mの地下海で微細藻類やミネラルが豊富に含まれています。

ラグーンの底に沈んでいる白い泥のようなシリカは水を神秘的な青緑色に見せ
体に塗ると肌疾患に効果的との研究結果もあります。

ラグーンに浮かぶマットの上で受けるマッサージや浮力装置をつけて浮きながら受ける
ソフトなマッサージのフローティングセラピーは至福の時間。

ラヴァ・レストランでは巨大なガラス窓の向こうに
ブルーラグーンを望みながらアイスランドの伝統料理が味わえます。

温泉に入りながらドリンクを楽しめるバーのブラロンシンや
地下水成分を配合したスキンケア用品も魅力的です。

・アクセス
レイキャビク(REYKJAVIK)市内から車 で40分。ケプラビーク国際空港(KEFLAVIK AIRPORT)から車 で20分。それぞれから送迎バスもある。

・営業時間
8~21時
6/19~8/31の月〜金曜15~22時、土・日曜10~22時、9/1~12/31の月〜木曜15~22時、金〜日曜11~22時

・定休日
なし

・所要時間目安
2時間~

・入場料
大人:5990クローナから。プランや時間帯によって異なる、 子供:14歳未満は無料、 プレミアムプラン(8990クローナ〜)はバスローブやスリッパがつく。

 

②ゲイシール間欠泉

ゲイシール間欠泉はアイスランド南西部にて13世紀頃に誕生した
ゴールデンサークルの一部にもなっている間欠泉です。
3時間毎に噴き上がる熱湯の水柱は高さ60〜80mに及んだと伝えられています。

1916年に噴出が止まって以来ほぼ休眠状態が続いており
理由の一つとして観光客が噴火口に投げ入れた岩や異物が
長年にわたり堆積したことが挙げられています。

現在この地域の観光のメインを担うストロックル間欠泉は
5〜10分毎に噴出しており、最高値30mを超える水柱は迫力満点。

周辺地域には地熱活動が活発なことから数多くの熱水噴出孔が見られ
標高176mのロイガルフィヤットル山へ登ると、ゲイシール地熱地帯の温泉群を違う角度から見渡せます。

・アクセス
レイキャビック(REYKJAVIK)から車で約1時間30分。またはツアーバスを利用。

・営業時間
24時間

・定休日
なし

・所要時間目安
1時間

・入場料
なし

 

③シンクヴェトリル国立公園

1928年に設立されたシンクヴェトリル国立公園は
ゴールデンサークルにも含まれるアイスランドの人気観光スポットです。
世界最古の民主主義議会のアルシングが行われた場所で世界文化遺産に登録されています。

地球の割れ目と呼ばれる2 つのプレートの引っ張り合いで生じる裂け目のギャウの中でも
園内のアルマンナギャウは最大規模を誇り、そびえ立つプレートの間を歩けます。

ダイビングはシルフラ渓谷とダヴィズギャ峡谷で許可されており
特にシルフラ渓谷の水の透明度は非常に高く、美しさは世界トップレベルです。

アイスランド最大の自然湖のシンクヴァトラヴァトン湖には
北極イワナを始め多くの淡水魚が生息しているため、釣りも楽しめます。

・アクセス
レイキャヴィーク空港から車で約40分

・営業時間
24時間

・定休日
なし

・所要時間目安
1~2時間

・入場料
なし

 

④ヴァトナヨークトル氷河

アイスランドの国土8%を占めるヴァトナヨークトル氷河。
ヨーロッパ最大の大きさを誇り、最も分厚い部分は約1kmもあるとされる巨大な氷河です。
アイスケーヴやスーパーブルーと呼ばれる幻想的な氷の洞窟があることでも有名です。

氷河が不純物が混じっていない純度の高い氷でできているため、
青く透き通った色をしており、全体が青く輝いている世界的にも珍しい洞窟です。
途方もない時間をかけて造られた自然の美しさを体感することができるでしょう。

アイスランドは火と氷の国と呼ばれており、その名前の通り、いくつもの活火山があります。
ヴァトナヨークトル氷河の下にも、グリムスヴォトン山、オーライヴァヨークトル山などの
活火山が眠っており、国を象徴するようなスポットです。

・アクセス
レイキャビク市内から車で約6時間

・営業時間
24時間

・定休日
なし

・所要時間目安
約3時間

・入場料
なし

 

⑤セリャラントスフォス滝

アイスランドでもっと美しい滝とされ、様々な景観が楽しめるセリャラントスフォス滝。
エイヤフィヤトラヨークトル氷河を源流とした、緑豊かな自然の中にある滝です。

落差は約60mあり、崖の上から豪快に流れていきます。
滝の背後には、くり抜いたような大きな洞穴の姿があります。
歩いて裏側に回り込むことができるため、空を背景にして眺められる珍しい滝です。

夕方になると光に照らされ、ピンク色に変化します。
そして夜になるとライトアップされ、幻想的な風景が眺められます。

天候によってはオーロラが観測できるため、オーロラを背景にした滝の姿に出会えることも。
春は緑が茂って花が咲いており、冬になると一部が凍結するなど、季節や時間帯によって様々な表情をみせる滝です。

・アクセス
ケプラヴィーク国際空港から車で約130分

・営業時間
24時間

・定休日
なし

・所要時間目安
30分~1時間程

・入場料
なし

 

⑥ハットルグリムス教会

アイスランドで最も高い建物であり、首都・レイキャビクの
ランドマークにもなっているハットルグリムス教会。

アイスランドの建築家グジョン・サムエルソンによって設計され
40年ほどかけて完成したプロテスタント系の教会です。

高さは約73m、収容人数は約1,000名と、スケールの大きな教会。
縦に伸びた特徴的な外観もあり、遠くからでも視界に入るほどの存在感を放っています。

教会内は白と黒で統一されており、シンプルで美しいデザイン。
巨大なパイプオルガンが置かれており、定期的にコンサートやリサイタルが開催されています。

また、塔の上には展望台が設置されており、市街地の風景、
色とりどりの屋根瓦、田園風景などの町並みが一望できます。

・アクセス
レイキャヴィーク空港から車で約4分

・営業時間
10時~17時

・定休日
なし

・所要時間目安
30分~1時間程

・入場料
タワー入場料(大人)約1,580円、(7-16歳)約226円

 

⑦レイニスフィヤラ・ビーチ

アイスランドにある黒砂ビーチの中で最も美しいと言われるのが
こちらのレイニスフィヤラ・ビーチです。

大西洋の眺望や、黒い砂浜、波に侵食された海食海岸が眺められるなど
独特の景観が広がっており、ドライブコースの人気スポットです。

天候が悪い日は世界でも屈指の高波が観測されるなど
熱帯地域のビーチとはまた違う魅力をもつビーチでもあります。

沖合には北欧に伝わる妖怪・トロールの伝説をもつ奇石のレイニスドランガルがあります。
所説ありますが、朝日を浴びたトロールが石になったと言われる不思議な奇岩。

また、フルマカモメやウミガラスなどが生息しており
何千羽もの海鳥の姿が見られることから、バードウォッチングの場としても有名です。

・アクセス
レイキャヴィーク空港から車で約150分

・営業時間
24時間

・定休日
なし

・所要時間目安
2時間~3時間

・入場料
無料

 

⑧グラブロック

火山が噴火した影響でできたクレーターのグラブロック。
約3,400年前に大きな噴火が発生したことで作られたとされる自然景観です。
その噴火により湖が形成されるなど、地形にも大きな影響を与えました。

火山大国のアイスランド国内でもっとも長い火山群とされ
約90kmにも渡って広がるリョースフィヨルズル火山群に属しています。
およそ1,000年前に噴火したのが最後だとされている大きな火山群の内の1つ。

クレーターは約170mの高さにありますが
道や階段などが設置されているため、ハイキングで登ることができます。

噴火やクレーターなどの自然の迫力を感じられるだけではなく、眺望の良さも魅力。
ノルドゥラルダル渓谷にあり、頂上からは、辺りに広がる山々や田園風景が眺められます。

・アクセス
レイキャビク中心部から車で約1時間

・営業時間
24時間

・定休日
なし

・所要時間目安
1時間~2時間

・入場料
無料

 

⑨シルフラの泉

手つかずの自然が残るシンクヴェトリル国立公園の中にあるシルフラの泉。
地球はプレートと呼ばれる岩盤で覆われていますが、地球上で唯一、プレートの境目が見られるスポット。
シルフラの泉はそんなユーラシアプレートと北米プレートの境目にある泉です。

1789年に発生した地震によって形成されましたが、プレートの核心部にあるため
わずかながらも変化しており、1年間で約2cm離れているとされます。

氷河が溶けて地下溶岩で30~100年かけてろ過されるため、水の透明度が抜群。
不純物や微生物が含まれていない淡水で世界でもトップクラスの透明度を誇り
そのまま飲めるほどにクリアな水です。

美しい泉を眺めたり、ダイビングやシュノーケルを楽しんだりできるスポットです。

・アクセス
レイキャビク中から車で約1時間

・営業時間
24時間

・定休日
なし

・所要時間目安
2時間~3時間

・入場料
1,000 ISK

 

⑩チョルトニン湖

首都・レイキャビクにある小さな湖のチョルトニン湖。
町の中心地にあり、色とりどりの建物や町並みと調和した美しい景色が眺められます。

湖の周りには芝生があり、遊歩道が設置されています。
散歩やジョギング、ピクニックなど、地元の人々が多く訪れる場所。辺りは旧市街や大聖堂などがあり
観光スポットが点在していることから、散策途中に立ち寄る観光客の姿も見られます。

冬になると湖が凍り、スケートをしたり池の上を歩いたりして楽しむ人々の姿も。
また、アヒルやカモメ、白鳥などの野鳥がいることでも有名で、その数は40種類以上。
野鳥のために一部のみ温度調整を行って凍らないようにしており、冬でも多くの水鳥の姿が眺められます。

・アクセス
レイキャヴィーク空港から車で約4分

・営業時間
24時間

・定休日
なし

・所要時間目安
1時間~2時間

・入場料
無料

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回紹介したおすすめ観光スポットの他にも

オーロラや氷河など日本に居ては見られない自然の神秘が盛りだくさんです!

 

季節によって違った表情を見せてくれ、二度と同じものが見られないことも多いので

春夏秋冬いつ旅行に行っても新鮮な感動があることでしょう。