シンガポール旅行私的おすすめスポット
目次
シンガポールとは?
シンガポールは正式名称をシンガポール共和国と言います。
そんなシンガポールはマレー半島の南端に位置しており
本島のシンガポール島と大小50ほどのサザンアイランズ
と呼ばれる島々からなる独立国家です。
都市全体で一つの国として成り立っているため
モナコ公国やバチカン市国と同様に都市国家と呼ばれる形態でもあります。
面積は約720平方キロメートル(東京23区よりやや大きい)程度ですが
この面積に約564万人が居住(2022年時点の人口)しており
人口密度としては世界で2番目に高い国です。
シンガポールを構成するのは主に中華系でおよそ人口の3/4近くを占めていますが
他にもマレー系、インド系、その他アジア系、ヨーロッパ系の民族もいる多民族社会で
それぞれが独自の言語、宗教、文化を持っています。
伝統文化のプラナカン
プラナカン文化とは、東洋と西洋のスタイルを取り入れた美しい伝統文化。
15世紀後半からマレーシアやシンガポールにやってきた中国系移民の子孫たちプラナカンは
中国やマレーの文化とヨーロッパの文化をミックスさせ、独自の生活スタイルを築きました。
そのルーツは漢民族ですが、現在は中国語よりも英語を話す人が多いです。
数世紀にわたる歴史の中、マレーシアやシンガポールとは違う文化を生み出していますが
中でも大きく違うのが建築や服装、陶器などをはじめとした工芸品です。
プラナカンは世界中から自分たちが良いと思えるものを収集し組み合わせることで
極めてオリジナリティの高いものを創造することができたのではないかと言われています。
おすすめスポット
①マーライオン公園
シンガポールのシンボル的存在として、あまりにも有名なのがこちらのマーライオン像。
シンガポールの彫刻家・リム・ナン・セン(Lim Nang Seng)によって作られたこの像は
1972年シンガポール川河口に建てられ、2002年にフラトンホテル正面にある
現在のマーライオン公園内に移転し、マリーナ・ベイエリアを見渡すように立っています。
周辺はフラトンホテルなど買い物やお食事にも便利なエリア。
ただし、定期的に清掃のため像全体が覆われ、放水も行われない時期があるため
訪れる前に一度下調べすることをおすすめします。
②カトン地区
マレー諸島の先住民と婚姻した中国人や
インド人の移民の子孫を現地では“プラナカン”と呼びます。
そんなプラナカンがかつて週末の休暇を過ごし
居住するようになったのがカトン地区です。
コロニアル様式の個性的なバンガローが数多く立ち並び
鮮やかな色に彩られたショップハウスでは
伝統工芸品を扱うお店や趣のあるレストランなどが楽しめます。
特にビーズや刺繍、陶器を扱うショップのルマ・ビビは
外観もカラフルでインスタ映えにピッタリのスポット!
もちろんお土産もお求めいただけます。
③シンガポール植物園・ラン園
シンガポールで初めて世界遺産に登録されたシンガポール植物園は
庭園都市とも呼ばれるシンガポールを代表する観光名所のひとつです。
東京ドーム約13個分という広大な敷地内は進化園、生姜園など
さまざまなエリアで構成されており、中でもシンガポールの国花である
ランの花が1000以上の原種と2000以上の交配種を展示している
国立蘭園は最大の見どころと言えます。
園内をひと通り見学するには最低でも3時間は必要になります。
ですのでゆとりを持って来園されることをおすすめします。
④アラブストリート
複合民族国家であるシンガポールには
さまざな文化に根付いた個性的な街並みが至る所で見られます。
アラブストリートと呼ばれるカンポン・グラム地区もその1つ。
金色に輝く巨大なドームと広大な礼拝堂をもつサルタンモスクは
街のシンボルといえる存在で、国内屈指の宗教施設として多くの人々が訪れています。
エキゾチックな街並みの散策はシンガポール観光の際に
ぜひ加えていただきたいコースの1つでもあります。
お土産はナザールと呼ばれる目玉模様の形をした
青いガラス細工の魔除けや、アラブ独特の香水がおすすめです。
⑤リトルインディア
シンガポールの中でも特ににぎやかなムードで活気にあふれているのがリトルインディア地区。
街の中心部にあるスリ・ヴィーラマカリアマン寺院は、塔門や屋根の上が極彩色の
インド神話の神様たちの彫像で彩られており、悪を破壊する女神カーリーが祭られています。
インド各地の伝統的な料理を提供するレストランも多数あり、グルメ派も満足できる観光エリアです。
24時間営業のショッピングモールムスタファ・センターでは家電製品から食料品まで、あらゆる物が手に入ります。
⑥シー・アクアリウム
10万匹を超える海洋生物が展示されているシンガポール屈指の巨大な水族館。
リゾート・ワールド・セントーサ内にあり、世界の海をテーマにした館内は
10のゾーンから構成されており、ベンガル湾やマラッカ海峡などの海洋生物を観察することができます。
サメが観察できる海底トンネルや、館内の人気者・マンタなど多彩な海洋生物が泳ぐ
幅36m、高さ8.3mの超大型水槽のオープン・オーシャンは圧巻!
オーシャン・レストランでは頭上を泳ぐ魚を眺めながら食事が楽しめます。
⑦ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
シンガポールの中心部、マリーナ・ベイ・ウォーターフロントに
2012年オープンした巨大なハイテク植物園。
園内にそびえ立つスーパーツリー・グローブは、高さ25~50mの巨大なスケールで
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイで最も知られるシンボル的存在。
35mの落差が圧巻の人口滝があるクラウド・フォレストや
極彩色の花々が咲き乱れるフラワー・ドームなど、見どころもたっぷり。
1日2回行われる幻想的なナイトショーOCBCガーデン・ラプソディーは必見です。
⑧マリーナ・ベイ・サンズ展望台
マリーナ湾の中心地に位置し、3棟のホテルタワーに支えられた
インフィニティプールを屋上に備えたマリーナ・ベイ・サンズ。
独特な外観が印象的な豪華ホテルの57階にあるのが空中庭園のサンズ・スカイパークです。
地上200メートルの高さにあり、広さは世界最大規模の1.2ha。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイやマーライオン公園、シンガポールフライヤーなどの観光名所
そしてマリーナサウスピアからシンガポール海峡へと続くパノラマビューが楽しめます。
⑨セントーサ島
シンガポールの南に位置するセントーサ島はユニバーサル・スタジオ・シンガポールをはじめ
さまざまなエンターテインメン施設を備えた一大観光アイランドです。
リゾート気分をたっぷり満喫できる3つの個性的なビーチ、1万㎡の敷地を誇るラグジュアリースパ
水族館やカジノ、家族で楽しめるウォーターパークなど楽しみ方は無限大。
宿泊施設も充実しているので、滞在しながらセントーサ島を満喫できます。
高級ホテルが立ち並んでいるためか、治安も良いので家族連れや友達との旅行にもおすすめです。
⑩ユニバーサル・スタジオ・シンガポール
東南アジア初のハリウッド映画やアニメなどをテーマにした大人気のテーマパーク。
園内はニューヨーク・SCI-FIシティ・遠い遠い国・マダガスカル・ハリウッド
ロスト・ワールド・古代エジプトという7つのエリアに分かれており
それぞれに個性的なアトラクションやショーが楽しめます。
特にアトラクションは、ほとんどが世界初またはオリジナルで考案されたもの。
日本とは違った体験ができるのも、ユニバーサル・スタジオ・シンガポールならではです。
⑪シンガポール動物園
1973年に開園された、中央集水自然保護区にある動物園。
堀などを使用し、自然環境に近いオープン・ズーというコンセプトで動物を展示しています。
広さは上野動物園の2倍(28ha)を誇り、年間140万人が訪れています。
園内では絶滅危惧種を含む300種以上の動物が飼育されており
ホワイトタイガー・ピグミーカバなど珍しい動物たちを間近に見ることができます。
また、世界最大のオランウータンの群れを飼育していることでも有名です。
⑫クラウド・フォレスト
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイはマリーナ・ベイの
水辺に隣接する101haもの広大な植物園です。
環境維持を考えて設計された2つの巨大なドーム型建築物
フラワー・ドーム・クラウド・フォレストが特徴。
クラウド・フォレストは、珍しい低温多湿な雲霧林を再現したドームで
高さ35mの人工山から流れ落ちる滝は必見です。
人工山の上まで登ったらクラウドウォークやツリートップウォークで空中散歩も楽しめます。
まとめ
いかがでしょうか?
シンガポールは東京23区と同じくらいの面積にも関わらず
多彩な魅力を秘めた世界有数の観光地なのです。
性別や年齢にかかわらず楽しめるのがシンガポールの良いところです!
直行便なら日本から約7時間のフライトで行けるのも魅力の1つです。