フィリピン旅行私的おすすめスポット
目次
フィリピンとは?
フィリピンは東南アジアに位置する島国で、約7,100の島々からなっています。
東南アジアでは東ティモールと並ぶキリスト教国です。
スペインとアメリカによる植民地支配、第2次世界大戦中の日本軍政支配
アメリカによる再植民地化などの過酷な歴史を経て、1946年に独立しました。
主要産業は農林水産業ですが、近年では高い英語力を生かした
ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)産業を含めたサービス業や
リゾート地を中心とした観光業も中心的な産業として大きく成長しています。
おすすめスポット
①マニラ大聖堂
イントラムロス内部にあるマニラ大聖堂は、1571年創建でこの地のシンボル的な存在です。
戦争や自然災害で破壊されたため、1958年に再建されました。
再建時には創設当時と同じ石彫りやロゼッタ窓が採用され
ステンドグラスの窓はフィリピンの国教がキリスト教になったことを祝うために設置されました。
サイドチャペルには美しいモザイクが施されています。
教会はドーム状の屋根とベル・タワーが特徴で
4500本のパイプを持つアジア最大級のオルガンもあります。
内部にはタッチパネルでフィリピンの歴史を学べる部屋や
聖人カレンダーの表一覧があり、自分の誕生日の聖人を探せます。
②チョコレートヒルズ
ボホール島のほぼ中心、アロナビーチから
車で約2時間の場所に位置するチョコレートヒルズ。
大地からほぼ同じ大きさの丘が、なんと約1,776個も連なってできているのです!
乾季になると草が枯れ茶色の丘へと変化することから
チョコレートヒルズという名前がつけられました。
小丘の形成時期や理由はまだ解明されていないという
謎に包まれた不思議をその目で体感してみてはいかがでしょうか?
チョコレートヒルズを訪れるなら、展望台から眺めるのがおすすめ。
展望台からは神秘的なチョコレートヒルズの景色を360度見渡せます。
ですが、展望台への階段は約200段あるので、お年寄りの人や
足腰が弱い人は無理せず、ふもとのお土産やさんで待機しましょう。
③リサール公園
フィリピンの国民的英雄・ホセ・リサール記念像がある、リサール公園。
緑ゆたかな庭園や噴水など自然も美しく、観光客や地元の人のいこいの場となっています。
電車でアクセスする場合はLRT線United Nation Avenue駅から徒歩約10分
車の場合はマカティから約30分です。
広大な公園にはリサール像のほか、電気機関車や日本庭園もあります。
また、リサール公園の近くにはマニラベイウォークがあり
マニラ湾沿いを気持ちよく散歩できます。
世界的にも有名なマニラ湾の夕日をながめながら、
特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
④サン・オーガスティン教会
フィリピンのバロック様式教会群は、フィリピン最古の教会と言われる
マニラのサン アグスティン教会を含む4つの教会を指します。
フィリピン初の世界遺産にも登録され、16~18世紀のスペイン様式の教会群が見どころ。
スペイン統治時代のフィリピンの歴史を知る貴重な建築が残されています。
なかでもマニラのサン アグスティン教会は、旧市街・イントラムロスの中に位置する
フィリピン最古の石造りのバロック様式の教会です。
教会内には、パリから取り寄せられたシャンデリアや精巧に描かれた天井絵など
まるで美術館のような美しい雰囲気が残されています。
マニラの数ある観光スポットのなかでも人気のスポットなので
ぜひ散策がてら訪れてみてくださいね。
⑤オスロブ
セブ市内から車で約3時間の場所に位置する、小さな港町がオスロブです。
この街は世界最大の魚類・ジンベイザメと一緒に泳げることで、人気スポットに。
台風や船が出せないほどの悪天候を除き
ほぼ100%の確率でジンベエザメに出会うことができると言われています。
海に潜らずボート上から餌付けを見学できるツアーもありますが
通常、餌付けは地元の漁師さんが午前中に行うので早起きは必須です。
ただせっかくなら、ジンベエザメと一緒に泳ぐ迫力満点のツアーがおすすめ!
大きな体と対照的に、とてもおとなしい性格のジンベエザメとオスロブならではの時間を過ごしましょう。
⑥マゼランクロス
マクタン島から車で約30分、セブ市役所の近くにあるマゼランクロス。
キリスト教布教のためにセブ島に訪れた冒険家マゼランが
フィリピン最初のキリスト教徒となったフマボン王とファナ女王
臣下400人が洗礼を受けた場所に立てた木製の十字架です。
奇跡を呼び、万病に効くと信じた人々が十字架をけずりとるようになったことから
十字架を守るように八角堂が造られました。
天井に描かれた絵と大きな十字架が、神聖な雰囲気です。
週末にはたくさんの地元の人がロウソクをお供えしに来るため
フィリピンのキリスト教文化にも触れることができるおすすめの観光地です。
ただし、ダウンタウンにも近い場所なので夜間の観光はおすすめしません。
⑦イントラムロス
イントラムロスは、フィリピンがスペインに統治されていた時代に造られた地区です。
石造りの建物やバロック様式の教会、石畳の道があり、まるでタイムスリップしたような感覚に。
マニラ市に位置しており、都心のマカティから車で約30分でアクセスできます。
電車でのアクセスはLRT線Central Terminal駅が最寄りですが
駅の周辺は治安があまり良くないので車移動かツアーへの参加をおすすめします。
イントラムロスには、マニラを代表する観光地が点在しています。
マニラで唯一の世界遺産に登録されている歴史的建造物
サン・アグスティン教会やヨーロッパの雰囲気を味わえるマニラ大聖堂
歴史を感じるサンチャゴ要塞、写真映え間違いなしの
カーサ・マニラ博物館など、魅力あふれる見どころがたくさんです!
⑧ホワイトビーチ
ボラカイ島で一番有名なビーチがホワイトビーチです。
全長4キロにわたり続く、真っ白な砂浜と
エメラルドグリーンの淡い海のグラデーションは、息を飲む美しさ!
砂浜は比較的やわらかく、海も遠浅なので、ファミリーでも安心して楽しめるビーチです。
ホワイトビーチ沿いにはリゾートホテル、レストラン、カフェやダイビングショップ
お土産屋さんが軒を連ね、朝から夜まで観光客でにぎわっています。
ホワイトビーチはステーション1・2・3というエリアに分かれており
それぞれ特徴があるので覚えておくと便利。
ステーション2と3はレストランやバーが多くにぎやかな雰囲気
ステーション1は高級ホテルが立ち並び、静かで落ち着いた雰囲気を楽しめます。
⑨タガイタイ
ルソン島の南、マニラ中心部から車で約1時間半の場所にあるタガイタイ。
世界一小さな火山として知られるタール火山やその火山を囲むタール湖の景観が美しく
その景色を眺めながらトレッキングや乗馬が楽しめるエリアです。
ピープルズ・パーク・イン・ザ・スカイと呼ばれる展望台から、その絶景を楽しんでくださいね!
タガイタイにはその美しい景色を楽しむことができる
おしゃれなレストランやカフェがぞくぞくオープンしています。
緑と花々に囲まれたヘルシーレストラン
Sonya’s Garden(ソニアスガーデン)や
雄大な自然の中で日本食を味わえる
Aozora Japanese Cafe + Bistro
(アオゾラ・ジャパニーズカフェ+ビストロ)
など、グルメめぐりも楽しめます。
⑩アロナビーチ
ボホール島の空の玄関口、パングラオ空港から車で約10分と
立地ばつぐんの場所にあるアロナビーチ。
約1.5キロメートルにわたって続く白砂ビーチと
水色の海がうつくしい、ボホール島の人気ビーチです。
アロナビーチは、レストランやリゾートホテル、ダイビングショップなどが
軒を連ねるボホール島の目抜き通りでもあります。
夜になればビーチ沿いでキャンドルライトに照らされながら
お酒や食事を楽しむ人であふれます。
ボホール観光には外せないスポットです!
⑪ターシャ自然保護区
ボホール島のマスコット的存在が、世界最小のメガネザル・ターシャ。
絶滅危惧種に指定されているのですが、ボホール島には保護区があり
野生のターシャを間近で見ることができるのです。
アロナビーチから車で約1時間の場所にあるので、車をチャーターしたり
ツアーに参加してチョコレートヒルズとセットで観光するのがおすすめ。
愛くるしい見た目のターシャですが、実はとても敏感で繊細な性格です。
そのため、ターシャへのタッチは固く禁止されています。
また、カメラのフラッシュ撮影や大声での観光も禁止です。
マナーを守りながら、楽しく観光しましょう。
⑫プカシェルビーチ
ボラカイ島の北端にあるのどかなビーチが、プカシェルビーチです。
白い砂浜にプカと呼ばれる美しい貝がらがたくさんあったことから名付けられました。
その名称から、貝がらを使ったオブジェやアクセサリーも多く売られています。
ホワイトビーチと違ってレストランやホテルが少ないので、のんびりゆったり過ごしたい人におすすめです!
まとめ
年間平均気温が26~27度と、年中あたたかい熱帯性の気候のフィリピン。
気温差は少ないですが雨の量によって、雨季と乾季に分かれます。
フィリピン観光のベストシーズンは、雨が少なく、晴れた日が続く乾季の12月〜5月。
カラッと晴れた日が続くので、フィリピン観光でマリンアクティビティを楽しみたい方におすすめのシーズンです。
昔のイメージと大きく変わり、治安が良くなっているフィリピンですが、注意も必要です。
マニラやセブ島のような日本人が多いエリアは、スリに要注意です!
ポケットに財布やスマートフォンを入れたり、カバンを道路側に持つのは絶対に避けましょう!